IoTで重要なのはコンテンツと繋がることかも
新規事業でIoTに関するサービスを開発しようと思い、事業計画書を書くためにIoTの現状をまとめてみたのですが、現在、成功していると思われるIoTのハードにはコンテンツと関わりがあるものが多いと感じました。
ちなみにIoTの定義はかなり広くしています。
インターネットと繋がらなくてもよく、新しいハードデバイスであるくらいな曖昧さですw
コンテンツとの繋がりを
・コンテンツになるもの
・コンテンツを作るもの
・コンテンツを楽しむもの
の3つに分けた上で、成功しているハードウェアを列挙しました。
- コンテンツになるもの(コンテンツ)
- ロボット(ゲーム、ペット)
- クアッドコプター(ゲーム?スポーツ?)
- FES Watch(ファッション)
- コンテンツを作るもの(ツール)
- GoPro
- FES Watch(柄の変更)
- クアッドコプター(空撮)
- 3Dプリンタ
- RICOH THETA
- コンテンツを楽しむもの(メディア)
- Oculus Rift(全天周映像)
- Moff(音)
- ガラポンTV
何故、これらが重要なのかというと、コンテンツと繋がらないハードウェアはハードメーカーとユーザの関わりだけになってしまいますが、コンテンツと繋がることで、パートナーとなるソフトウェア業者、コンテンツ業者、メディア業者などとも繋がることができ、市場が一気に大きくなるからだと思われます。
おそらく、ソフトウェア、コンテンツ、メディア業者も、テレビ(ゲーム)、スマホについては、一通りやってしまい、次のプラットフォームとなるデバイスを探しているのだと思います。
ということで、それらのことが可能になるかもしれない領域として、今、私が注目しているのはOculus Rift、ロボットという感じですかね。
もし、自分がハードを作るとしたらゲームデバイスとなるようなハードだと思います。あとは、それ自体がコンテンツとなる「おもちゃ」の領域もありだと思います。
「役に立たないけど楽しいIoTサービス」を作るということを考えましたが、「コンテンツと繋がることができるもの」だったのかなぁと思います。
これらを踏まえた上で、新規事業はコンテンツと繋がるサービスを開発しようと考えています。
ハード自体の開発については、どうなるか分かりませんが、とりあえずコンテンツをハードと繋げられるような構想をしています。