1年間スマートホームについて考えてきたことをまとめてみた
1年前からIoT領域で事業ができないかと模索しており、その中でもスマートホームについて、今まで考えてきたことをまとめてみた。
そもそもスマートホームが必要か?
- 家の中で全自動化したいことはそんなにない
- 「寝るときに全部の電気を消す」、「部屋をシアターモードにする」くらい?
- 洗濯物を洗う、干す、取り込む、畳むなどを行うには技術が追いついていない
- 家事代行 > スマートホームではないか
- 対象によっては必要かも
- あかちゃん、高齢者、障がい者
- ペット、植物、水槽
スマートホームは普及するか?
- プラットフォームが統一されていない
- 設定をするのが大変
- IFTTT
- 個人の生活状況を人工知能的に解釈できればラクかも
- 家電の買い替えサイクルが遅い
- 全世帯にスマート家電が普及するには10年以上かかるかも
- 家の中の家電が全てスマート家電化するには数十年かかるかも
- キラーアプリがない
- スマホにおけるカメラ、ゲーム的なものがない
ダッシュボード
- 家電の状況を知りたい
- 家族の状況を知りたい
- 家電操作へのナビゲーション
- 現状のデバイスとしてテレビが良いかもしれない
- 各部屋ごとにあると良さそう
タイムライン
- 家電の動作のログを追いたい
- 家電のイベントをトリガーとして操作する
- コミュニケーション
- 人⇔人、人⇔家電(ロボット)
- 個人用のタイムライン
- 家族用のタイムライン
- Slackが主流になりそう
- おうちハック系のイベントでもみんな使っている
- 基本はスマホ
Bluetoothルーター
操作について
- 音声操作
- 通じなかった時のストレスがある
- 自然言語にしない限り、音声コマンドを覚える必要がある
- 全自動
- 自分の意志とは関係なく動いてしまう
- 家族の誰を優先するかを決められない
- 半自動が良さそう
- 行うべきアクションを自動的に提示し、実際に行うか行わないかを人の判断に委ねる
- 「電気を付けますか?」「はい(いいえ)」などの最低限度のアクション
- 行うべきアクションを自動的に提示し、実際に行うか行わないかを人の判断に委ねる
まとめと考察
- 画面付きBluetoothルーターロボットが必要かも
- 個人としてのスマートホーム(B2C)よりも、多人数向けのスマートオフィス(B2B)向けの方が良さそう
- 役に立つ軸だと微妙だが、楽しくなる軸だと、まだ色々とあるかもしれない
- テレビの拡張
- ペット、園芸、熱帯魚など
- 家の中でプロジェクションマッピングなど